こんにちは!はりきゅうサロンharuyui 鍼灸師・薬剤師の井土利恵です。
「最近、お尻の形が気になってきた…」
「パンツを履いたとき、後ろ姿に自信が持てない…」
そんなお悩み、ありませんか?
実は、座りっぱなしの生活が続くと、お尻の筋肉はどんどん使われなくなっていくと言われています。40代50代になると筋肉量も落ちやすくなり、気づいたときにはヒップラインが崩れていた…ということも😢
でも、大丈夫です!
今日からできる簡単なエクササイズで、お尻の筋肉を目覚めさせてあげましょう✨
この記事でわかること:
- 座りっぱなしでお尻が垂れる本当の理由
- 東洋医学から見た下半身ケアの大切さ
- 自宅で5分でできるヒップアップエクササイズ4選
- 鍼灸サロンでできるサポート内容
この記事はこんな方におすすめ:
- デスクワークや家事で座っている時間が長い方
- お尻のたるみが気になり始めた40代50代の方
- ジムに通わず自宅で手軽にケアしたい方
- 後ろ姿に自信を取り戻したい方
女性の美容や体の悩みでお困りの方へ
美容や体の変化でお悩みではありませんか?当院では、東洋医学の観点から体質改善をサポートし、女性らしい美しさを引き出すお手伝いをさせていただいています。
もし美容鍼や東洋医学に興味がおありでしたら、お気軽にご相談ください。
美容鍼について詳しくはこちら
座りっぱなしでお尻が垂れる本当の理由
大殿筋・中殿筋が眠ってしまう「座りすぎ生活」
お尻には「大殿筋(だいでんきん)」と「中殿筋(ちゅうでんきん)」という大きな筋肉があります。これらはヒップラインを支える大切な筋肉なんです。
ところが、座っている間はこれらの筋肉がほとんど使われません。筋肉は使わないと徐々に衰えていくと一般的に言われています。
厚生労働省のe-ヘルスネットによると、座位時間が長いと健康リスクが高まることが指摘されています。1日6時間以上座っている方は、特に注意が必要かもしれません。
参考:厚生労働省 e-ヘルスネット「座位行動」
股関節が固まると血流も滞りやすくなる
座った姿勢では、股関節が常に曲がった状態になります。この状態が続くと、股関節周りの筋肉が硬くなりやすいと言われています。
すると、血液やリンパの流れも滞りやすくなり、冷えやむくみにつながることも。お尻周りの巡りが悪くなると、たるみの原因になる可能性があるんです。
股関節のケアについては、こちらの記事もおすすめです。
座りっぱなしで硬くなった股関節が楽になる!簡単ストレッチ5分法
体質を全体からとらえたお尻のたるみの原因
東洋医学で考える「腎」と下半身の関係
東洋医学では「腎(じん)」は生命エネルギーの源と考えられています。そして腎は、下半身の力と深い関わりがあるとされているんです。
腎の働きが弱まると、腰やお尻、足腰のだるさや冷えが出やすくなると言われています。
特に冬は「腎」の季節。この時期にしっかりケアすることが大切とされています。
冬は特に下半身が冷えやすい季節
寒い冬は、どうしても下半身が冷えやすくなりますよね。冷えると筋肉が硬くなり、動かしにくくなると言われています。
だからこそ、お尻周りの筋肉を意識して動かすことが大切なんです。動かすことで巡りがよくなり、冷え対策にもつながると考えられています。
冬の温活については、こちらの記事も参考にしてくださいね。
お風呂上がりにすぐ冷える!体の芯から温まる冬の温活習慣5選
気・血・水の巡りとヒップラインの関係
東洋医学では「気・血・水(き・けつ・すい)」という考え方があります。
- 気:体を動かすエネルギー
- 血:栄養を届ける血液のこと
- 水:体内の水分やリンパ液など
これらの巡りが滞ると、筋肉に栄養が届きにくくなったり、むくみやすくなったりすると言われています。巡りを整えることが、ヒップラインのケアにもつながると考えられているんです。
※体質には個人差があります
自宅で5分!ヒップラインを整える簡単エクササイズ4選
それでは、自宅で簡単にできるエクササイズをご紹介します。どれも道具いらずで、今日から始められますよ!
①ヒップリフト(お尻上げ)でお尻の土台を作る
大殿筋を効率よく刺激できると言われているエクササイズです。
やり方:
- 仰向けに寝て、膝を立てます
- お尻をゆっくり持ち上げます
- 3秒キープしたら、ゆっくり下ろします
- 10回×2セット行いましょう
ポイント:お尻の穴をキュッと締める意識で行うと効果的です。腰を反らしすぎないように注意してくださいね。
②立ったままかかと上げでお尻をキュッと引き締め
家事の合間にもできる手軽なエクササイズです。
やり方:
- 壁や椅子に手を添えて立ちます
- かかとを上げてつま先立ちに
- お尻にキュッと力を入れて3秒キープ
- 10回×2セット行いましょう
ポイント:テレビを見ながらでもOK!ふくらはぎの筋肉も同時に刺激できます。
③四つん這いキック(ドンキーキック)で丸みをサポート
お尻の上部を刺激して、丸みのあるヒップラインをサポートします。
やり方:
- 四つん這いの姿勢になります
- 片足を後ろに蹴り上げるように伸ばします
- お尻の筋肉を使って持ち上げる意識で
- 左右各10回行いましょう
ポイント:お腹に力を入れて、腰が反らないように気をつけてくださいね。
④座ったままお尻歩きで骨盤周りを活性化
骨盤周りの筋肉を刺激し、巡りをサポートすると言われています。
やり方:
- 床に足を伸ばして座ります
- お尻を左右交互に動かして前に進みます
- 1メートルほど進んだら戻ります
- 2往復行いましょう
ポイント:骨盤を大きく動かす意識で行うと、股関節の柔軟性アップにもつながります。
下半身のケアには、こちらの記事もおすすめです。
下半身太りが気になる50代に!骨盤周りを整えて燃焼体質を作る簡単ストレッチ5選
エクササイズ効果をサポートするセルフケアのコツ
お尻を冷やさない温活習慣
せっかくエクササイズをしても、お尻が冷えていると効果が半減してしまうかもしれません。
おすすめの温活習慣:
- 腹巻きやレッグウォーマーでお尻周りを温める
- 入浴時は湯船にしっかり浸かる
- 冷たい飲み物を控え、温かい飲み物を選ぶ
冷え対策がエクササイズの効果をサポートすると考えられています。
冷え性改善!血流アップで代謝を高める生活習慣
お尻周りのツボ押しで巡りをサポート
東洋医学では、お尻周りにも大切なツボがあるとされています。
環跳(かんちょう)
お尻の外側、股関節の近くにあるツボです。伝統的に下半身の巡りをサポートすると言われています。
承扶(しょうふ)
お尻と太ももの境目にあるツボです。伝統的にヒップラインのケアに用いられてきたとされています。
押し方:親指で気持ちいい程度の圧で5秒×3回。入浴後の温まった状態で行うのがおすすめです。
足裏のケアも下半身の巡りをサポートします。
足裏反射区で全身健康!自宅でできるケア術
足指の力で全身若返り!簡単足指トレーニング術
※効果には個人差があります
鍼灸サロンでできるヒップラインケアのサポート
骨盤周りの緊張をほぐす施術
セルフケアではなかなか届きにくい深部のケアも、鍼灸ならサポートできます。
骨盤周りの筋肉の緊張をほぐすことで、巡りのサポートが期待されています。お尻周りの経絡へのアプローチも行います。
※施術の体験には個人差があります
骨盤のケアについては、こちらもご参考ください。
骨盤のゆがみで老け見えする前に!正しい座り方と簡単調整法
体質に合わせたオーダーメイドケア
haruyuiでは、お一人おひとりの体質や生活習慣に合わせた施術プランをご提案しています。
冷えやすい体質、むくみやすい体質など、タイプ別のアプローチが可能です。セルフケアのアドバイスも含めて、トータルでサポートいたします。
女性専用サロンとして、女性のお悩みに寄り添ったケアを心がけています。
鍼灸について詳しくは、公益社団法人 日本鍼灸師会のサイトもご参照ください。
まとめ
座りっぱなしの生活が続くと、お尻の筋肉は使われず、たるみの原因になりやすいと言われています。
東洋医学では、冬は「腎」の季節。下半身のケアが特に大切な時期です。
今日からできる4つのエクササイズ:
- ヒップリフト(お尻上げ)
- 立ったままかかと上げ
- 四つん這いキック
- 座ったままお尻歩き
どれも5分あればできる簡単なものばかりです。毎日でなくても、週3回からでOK!
大切なのは、続けること。無理せず、できることから始めてみてくださいね。
セルフケアだけでは物足りないな…と感じたら、ぜひプロの手を借りることも検討してみてください。あなたの体質に合わせたケアで、理想のヒップラインを目指しましょう✨
年齢を重ねても、後ろ姿に自信を持てる自分になれますよ!
専門家と一緒に美容ケアを始めませんか?
美容は継続が大切です。一人で続けるのが難しい場合は、プロのサポートを受けることをお勧めします。はりきゅうサロンharuyuiで、あなたの体質に合わせた美容プランを一緒に考えていきましょう。


