こんにちは!はりきゅうサロンharuyui 鍼灸師・薬剤師の井土利恵です。
後ろ姿をふと鏡で見た時、「あれ、こんなに背中に贅肉がついてた?」とショックを受けたことはありませんか?
ブラジャーの上に乗る段差や、洋服のシルエットが崩れてしまう背中の贅肉。自分では見えにくい部分だからこそ、気づいた時のショックは大きいですよね。
でも大丈夫です!背中の贅肉は、毎日たった3分の簡単なエクササイズでケアすることができるんです✨
この記事はこんな方におすすめです
- ブラジャーの上に贅肉が乗って困っている方
- 後ろ姿が老けて見えるのが気になる方
- 自宅で簡単に背中痩せしたい方
- デスクワークで姿勢が悪くなっている方
この記事を読むとわかること
- 背中に贅肉がつく東洋医学的な原因
- 自宅でできる簡単な肩甲骨エクササイズ3選
- 背中すっきりをサポートする生活習慣
- 効果を高めるためのコツ
東洋医学では、背中の贅肉は「気血の巡りの滞り」と関係していると考えられています。今日から始められる簡単なケアで、後ろ姿美人を目指していきましょう!
女性の美容や体の悩みでお困りの方へ
美容や体の変化でお悩みではありませんか?当院では、東洋医学の観点から体質改善をサポートし、女性らしい美しさを引き出すお手伝いをさせていただいています。
もし美容鍼や東洋医学に興味がおありでしたら、お気軽にご相談ください。
美容鍼について詳しくはこちら
体質を全体からとらえた背中の贅肉の原因
背中に贅肉がつく原因は、実は一つではありません。東洋医学と西洋医学、それぞれの視点から見ていきましょう。
東洋医学で考える背中に贅肉がつくメカニズム
東洋医学では、体を巡る「気・血・水」のバランスが健康に深く関わっていると考えられています。
特に背中には「膀胱経」という経絡が通っており、この流れが滞ると、老廃物が蓄積しやすくなると言われているんですよ。
膀胱経は背骨の両側を通り、首から腰、そして足まで続く長い経絡です。ここの流れが悪くなると、背中全体がむくんだり、贅肉がつきやすくなったりすることがあります。
また、今の季節は秋。東洋医学では、秋は「肺」の働きが影響を受けやすい季節とされています。
肺の機能と代謝には関係があると考えられており、この時期は特に背中のケアが大切になってくるんです。
ただし、体質や感じ方には個人差がありますので、ご自身の体と相談しながら進めていきましょう。
西洋医学的な視点から見る背中の贅肉
一方、西洋医学的な視点では、背中の贅肉は主に以下の理由で生じると考えられています。
姿勢の悪化による筋肉の衰え
デスクワークやスマホの使用で前かがみの姿勢が続くと、背中の筋肉が使われにくくなります。使われない筋肉は次第に衰え、脂肪がつきやすくなるんです。
代謝の低下
一般的に、年齢とともに基礎代謝は低下すると言われています。40代以降は特に、以前と同じ生活をしていても脂肪がつきやすくなることが知られているんですよ。
ホルモンバランスの変化
女性ホルモンの変化が体型に影響することも指摘されています。特に更年期前後は、背中やお腹周りに脂肪がつきやすくなると言われています。
背中の贅肉が気になりやすい生活習慣
日々の生活習慣も、背中の贅肉と深く関わっています。
長時間の同じ姿勢
デスクワークで1日中座りっぱなしだと、背中の筋肉がほとんど動かされません。筋肉が使われないと、血流が滞りやすくなります。
運動不足
日常生活で背中の筋肉を使う機会が少ないと、どんどん筋力が落ちていきます。特に肩甲骨周りの筋肉は、意識して動かさないと衰えやすいんです。
食生活の乱れ
脂質や糖質の多い食事、不規則な食事時間なども、代謝に影響すると考えられています。
こうした生活習慣を見直しながら、次にご紹介するエクササイズを取り入れていきましょう!
背中すっきりを目指す肩甲骨エクササイズ3選
それでは、自宅で簡単にできる肩甲骨エクササイズを3つご紹介します。毎日3分続けることで、背中のケアをサポートしていきましょう✨
エクササイズ1:肩甲骨寄せストレッチ(1分)
背中の中心を意識しながら、肩甲骨を寄せるエクササイズです。
やり方
- 背筋を伸ばして椅子に座ります
- 両手を肩の高さで前に伸ばします
- 息を吐きながら、肘を後ろに引き、肩甲骨を寄せます
- 3秒キープして元に戻します
- これを10回繰り返します
ポイント
肩甲骨同士をくっつけるイメージで、背中の中心に意識を向けましょう。肩が上がらないように注意してくださいね。
期待できるサポート
肩甲骨周りの筋肉が目覚め、血流のサポートが期待されます。姿勢を整えることにもつながると言われています。
無理のない範囲で行い、痛みを感じたらすぐに中止してください。
エクササイズ2:肩回し運動(1分)
肩甲骨の可動域を広げることを目指すエクササイズです。
やり方
- 両手を肩に置きます
- 肘で大きな円を描くように、前から後ろへゆっくり回します
- 10回回したら、逆回転も10回行います
ポイント
肩甲骨が動いているのを感じながら、できるだけ大きく回しましょう。呼吸は止めず、ゆっくり深く吸って吐きながら行うのがコツです。
正しいフォームのコツ
肘を前に出す時は胸を開き、後ろに引く時は肩甲骨を寄せることを意識します。首や肩に力が入りすぎないよう、リラックスして行いましょう。
東洋医学では、肩甲骨周りを動かすことで気の流れがサポートされると考えられています。
エクササイズ3:背中伸ばしストレッチ(1分)
背中全体を気持ちよく伸ばすストレッチです。
やり方
- 四つん這いの姿勢になります
- 息を吐きながら、お尻をかかとに近づけて背中を丸めます
- 両手は前に伸ばしたまま、背中全体が気持ちよく伸びるのを感じます
- 20秒キープして、元の姿勢に戻ります
- これを3回繰り返します
ポイント
背中全体、特に肩甲骨の間が伸びているのを意識しましょう。呼吸はゆっくり深く、吐く息で体の力を抜いていきます。
リラックス効果との関係
このストレッチは、背中の筋肉をほぐすだけでなく、リラックス効果も期待できます。寝る前に行うと、質の良い睡眠のサポートにもつながると言われているんですよ。
どのエクササイズも、気持ちいいと感じる範囲で行うことが大切です。個人差がありますので、ご自身の体調に合わせて調整してくださいね。
姿勢改善について詳しく知りたい方は、こちらの記事もご覧ください。
スマホ首改善!猫背予防のための姿勢調整法
エクササイズの効果を高める東洋医学的アプローチ
エクササイズだけでなく、東洋医学の知恵を取り入れることで、より効果的に背中のケアをサポートできます。
背中のケアに関連する経絡とツボ
東洋医学の伝統的な考え方では、背中には重要な経絡やツボがいくつかあるとされています。
膀胱経
背骨の両側を通る経絡です。この経絡の流れが良くなることで、背中全体の巡りがサポートされると考えられています。
天宗(てんそう)
肩甲骨の真ん中あたりにあるツボです。東洋医学では、肩甲骨周りのケアに良いとされてきました。優しく押すと、気持ちよく感じる場所ですよ。
肺兪(はいゆ)
肩甲骨の内側、背骨の近くにあるツボです。呼吸と代謝のサポートに関係があると言われています。秋の養生でも大切なツボの一つなんです。
心兪(しんゆ)
肩甲骨の間にあるツボです。血流のサポートに関係があるとされ、背中のケアでよく使われます。
これらのツボを優しく押したり、温めたりすることで、背中のケアをサポートできると考えられています。ただし、これは東洋医学の伝統的な考え方であり、体験には個人差があります。
体を温めて代謝をサポートする食習慣
背中のケアは、外側からだけでなく、内側からのアプローチも大切です。
体を温める食材
秋におすすめなのは、生姜、ねぎ、根菜類などです。一般的に、体を温める食材は代謝のサポートに良いと言われています。
水分補給の大切さ
こまめな水分補給は、体の巡りをサポートします。冷たい飲み物より、常温や温かい飲み物がおすすめですよ。
食べるタイミング
朝食をしっかり摂ることで、1日の代謝がサポートされると言われています。夜遅い食事は控えめにすることも、体質改善の一つのポイントです。
食事と代謝の関係について、詳しくはこちらもご覧ください。
代謝アップで痩せやすい体に!食事の順番と組み合わせ
質の良い睡眠で体質改善をサポート
睡眠の質は、代謝や体質と深く関係していると考えられています。
睡眠と代謝の関係
質の良い睡眠は、成長ホルモンの分泌をサポートすると言われています。これが代謝にも影響すると考えられているんですよ。
東洋医学的な睡眠の質を高める習慣
- 寝る2時間前には食事を済ませる
- 就寝前のスマホは控える
- 足湯で体を温める
- 深い呼吸を意識する
寝る前のストレッチ
先ほどご紹介した背中伸ばしストレッチを寝る前に行うと、リラックス効果が期待でき、睡眠の質のサポートにつながると言われています。
個人差がありますので、ご自身に合った方法を見つけてくださいね。
美容鍼で背中のケアをサポート
セルフケアに加えて、専門家のサポートを受けることも選択肢の一つです。
美容鍼が背中のケアに期待される理由
美容鍼は、東洋医学の伝統的なアプローチの一つです。
鍼を使って体のツボを刺激することで、気血の巡りをサポートすることを目的としています。背中の場合、膀胱経や関連するツボにアプローチすることが一般的です。
全身のバランスを整えるケア
美容鍼の特徴は、部分的なケアだけでなく、全身のバランスを整えることを目指す点にあります。背中の贅肉も、体全体の巡りと関係があると考えられているんです。
ただし、効果には個人差があり、医療行為の代替ではありません。あくまで体質改善をサポートする方法の一つとしてお考えください。
haruyuiの耳ツボダイエットとの組み合わせ
はりきゅうサロンharuyuiでは、美容鍼と耳ツボダイエットを組み合わせたケアもご提供しています。
耳ツボダイエットの特徴
耳には体全体に対応するツボがあると東洋医学では考えられています。食欲のコントロールや代謝のサポートに関係するツボを刺激することで、体質改善のお手伝いをします。
背中のケアと全身のバランス調整
背中の贅肉は、部分的な問題だけでなく、全身の代謝や姿勢とも関係しています。耳ツボと美容鍼を組み合わせることで、より総合的なアプローチが可能になるんですよ。
体質に合わせたサポートプラン
お一人お一人の体質や生活習慣に合わせて、最適なプランをご提案いたします。女性専用サロンなので、リラックスしてお悩みをご相談いただけますよ。
セルフケアと専門施術の違い
自宅ケアの役割
毎日のエクササイズやツボ押しは、継続することで体のケアをサポートします。自分のペースで無理なく続けられるのが魅力ですね。
専門家によるサポートの意義
鍼灸師による施術は、より深い部分へのアプローチが可能です。体質診断を行い、その方に合ったツボを選ぶことで、効果的なケアを目指します。
継続的なケアの大切さ
一番大切なのは、継続すること。セルフケアで基本を整えながら、定期的に専門家のサポートを受けることで、より良い結果が期待できると考えられています。
背中だけでなく、肩こりのケアについても知りたい方はこちらをご覧ください。
肩こり解消で小顔効果!寝る前の簡単ケア術
また、姿勢と体のバランスについてはこちらも参考になります。
骨盤のゆがみで老け見えする前に!正しい座り方と簡単調整法
運動と健康づくりについて、より詳しく知りたい方は、厚生労働省の健康づくりのための身体活動・運動ガイドもご参照ください。
まとめ:毎日3分で後ろ姿美人を目指そう
背中の贅肉が気になる方へ、今日から始められる簡単なケア方法をご紹介しました。
この記事のポイント
- 背中の贅肉は気血の巡りの滞りと関係があると考えられている
- 毎日3分の肩甲骨エクササイズで背中のケアをサポート
- ツボ押しや食習慣、睡眠の質も大切
- セルフケアと専門施術を組み合わせることも選択肢の一つ
背中のケアは、一朝一夕には結果が出ないかもしれません。でも、毎日コツコツ続けることで、少しずつ変化を感じられるはずです✨
鏡で後ろ姿を見た時、「あれ、なんだかすっきりしてる!」と感じられる日が来るといいですね。
大切なのは、無理をしないこと。ご自身のペースで、気持ちよく続けられる方法を見つけてください。
もし一人で続けるのが難しいと感じたら、専門家のサポートを受けることも考えてみてくださいね。あなたの体質に合わせたケアで、後ろ姿美人を一緒に目指しましょう!
専門家と一緒に美容ケアを始めませんか?
美容は継続が大切です。一人で続けるのが難しい場合は、プロのサポートを受けることをお勧めします。はりきゅうサロンharuyuiで、あなたの体質に合わせた美容プランを一緒に考えていきましょう。


