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40代女性がエストロゲンの変化をサポートする東洋医学的習慣を実践しているイメージ

40代から気になるエストロゲンの変化!女性ホルモンをサポートする東洋医学的習慣4選【扶桑町の女性の悩み専門サロン】

こんにちは!はりきゅうサロンharuyui 鍼灸師・薬剤師の井土利恵です。

40代に入って、急な汗やほてり、イライラ、疲れやすさを感じていませんか?

それは、エストロゲンという女性ホルモンの変化による体からのサインかもしれません。

「これって更年期?」と不安になる気持ち、とてもよくわかります。

でも大丈夫です!東洋医学の知恵を使えば、この時期を穏やかに乗り越えるサポートができるんですよ✨

このブログでは、エストロゲンの変化による不調を和らげる、東洋医学的な4つの習慣をご紹介します。

毎日の生活に無理なく取り入れられる方法ばかりなので、ぜひ最後まで読んでみてくださいね。

この記事はこんな方におすすめです:

  • 40代50代で体調の変化を感じている方
  • 急な汗やイライラに悩んでいる方
  • 自然な方法でホルモンバランスを整えたい方
  • 東洋医学のケア方法に興味がある方

この記事を読むとわかること:

  • エストロゲンの変化が体に与える影響
  • 東洋医学から見た更年期の不調
  • 日常生活で実践できる4つの習慣
  • 美容鍼でのホルモンバランスサポート方法

女性の美容や体の悩みでお困りの方へ

美容や体の変化でお悩みではありませんか?当院では、東洋医学の観点から体質改善をサポートし、女性らしい美しさを引き出すお手伝いをさせていただいています。

もし美容鍼や東洋医学に興味がおありでしたら、お気軽にご相談ください。
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エストロゲンの変化で起こる体の不調とは?

40代から感じやすい更年期のサイン

40代になると、多くの女性が体の変化を感じ始めます。

急に顔がほてったり、汗が止まらなくなったり。

些細なことでイライラしたり、夜中に何度も目が覚めたり。

「なんだか最近、体の調子がおかしいな」と感じたら、それは更年期のサインかもしれません。

一般的に、更年期は閉経前後の約10年間を指すと言われています。

よくある更年期のサイン:

  • ホットフラッシュ(急な汗やほてり)
  • イライラや気分の浮き沈み
  • 不眠や眠りが浅い
  • 疲れやすさ、だるさ
  • 肩こりや頭痛
  • 肌の乾燥やハリ不足
  • 体重が増えやすい

ただし、症状の出方や強さには個人差があります。

全く気にならない方もいれば、日常生活に支障が出るほど辛い方もいらっしゃいます。

エストロゲンが減少するとどうなる?

これらの不調の背景にあるのが、エストロゲンという女性ホルモンの減少です。

エストロゲンは女性の体にとって、とても大切な役割を果たしていると言われています。

一般的に、エストロゲンは以下のような働きをしているとされています:

  • 骨密度を維持する
  • 肌のハリや潤いを保つ
  • 自律神経のバランスを整える
  • コレステロール値を調整する
  • 記憶力や集中力をサポートする

40代になると、このエストロゲンが急激に減少すると言われています。

そのため、体のさまざまな機能に影響が出やすくなるんですよ。

でも、これは自然な体の変化。

上手に付き合っていく方法を知ることが大切なんです!

東洋医学から見た女性ホルモンと「腎」の関係

「腎」が司る生命力と女性ホルモン

東洋医学では、女性ホルモンに関わる働きは「腎(じん)」が司ると考えられています。

ここで言う「腎」は、西洋医学の腎臓とは少し違う概念なんですよ。

東洋医学の「腎」は、生命力の源であり、成長や発育、生殖に関わる大切な働きをしています。

腎には「腎精(じんせい)」という生命エネルギーが蓄えられていると考えられています。

この腎精は、生まれた時が最も多く、年齢とともに自然に減少していくとされているんです。

40代になって感じる体の変化は、東洋医学では「腎精の減少」として捉えられます。

つまり、更年期の不調は、腎の働きが弱くなっている状態(腎虚:じんきょ)だと考えられているんですよ。

腎の働きが低下するとあらわれる不調

東洋医学では、腎虚(腎の働きが弱った状態)になると、以下のような症状があらわれやすいと言われています:

  • 腰痛やだるさ
  • 足腰の冷え
  • 頻尿や尿もれ
  • 白髪や抜け毛
  • 耳鳴りや聴力の低下
  • 物忘れ
  • 生理不順

これらは、まさに更年期に感じやすい症状ですよね。

東洋医学では、腎を養うことで、これらの不調を和らげるサポートができると考えられています。

あくまで東洋医学の伝統的な考え方ですが、長年受け継がれてきた知恵なんですよ。

体質を全体からとらえたエストロゲン変化の原因

気血水のバランスから見る更年期

東洋医学では、体を「気・血・水(き・けつ・すい)」の3つの要素で捉えます。

更年期の不調は、これらのバランスが乱れた状態とも考えられています。

気(き):エネルギーの流れ

気が不足したり、滞ったりすると、疲れやすさやイライラにつながると言われています。

血(けつ):栄養を運ぶ働き

血が不足すると、肌の乾燥や不眠、めまいなどが起こりやすいとされています。

水(すい):体液のバランス

水の巡りが悪くなると、むくみやほてり、のぼせが出やすいと考えられています。

更年期は、これらの要素が複合的に乱れやすい時期なんですよ。

五臓(肝・心・脾・肺・腎)のつながり

さらに東洋医学では、五臓(肝・心・脾・肺・腎)がお互いに影響し合っていると考えられています。

肝(かん):感情のコントロールに関わるとされ、イライラや怒りっぽさと関連

心(しん):精神的な安定や睡眠に関わるとされています

脾(ひ):消化吸収を司り、気血を作り出す働きがあると言われています

肺(はい):呼吸と気の巡りに関わるとされています

腎(じん):生命力の源で、女性ホルモンとの関連が深いと考えられています

腎が弱ると、他の臓にも影響が及び、さまざまな不調が連鎖的に起こりやすくなるんですよ。

だからこそ、腎を中心に、体全体のバランスを整えることが大切なんです!

エストロゲンの変化をサポートする4つの東洋医学的習慣

それでは、具体的にどうすれば腎を養い、ホルモンバランスをサポートできるのでしょうか?

ここからは、毎日の生活に取り入れやすい4つの習慣をご紹介しますね✨

習慣1:黒い食材で腎を養う

東洋医学では「黒い食材は腎を補う」と言われています。

黒豆、黒ごま、黒きくらげ、ひじき、わかめなど。

これらの黒い食材を意識して摂ることで、腎の働きをサポートすることが期待できるんですよ。

栄養学的にも、これらの食材にはミネラルや食物繊維が豊富に含まれています。

実践方法:

  • 朝食:黒ごまをヨーグルトやサラダにかける
  • お味噌汁:わかめやひじきを毎日入れる
  • おやつ:黒豆の煮物を少量食べる
  • 飲み物:黒豆茶を取り入れる

特別な調理をしなくても、ちょっと意識するだけで取り入れられますよ。

毎日少しずつ続けることが大切です!

習慣2:足腰を温めて腎の冷えを防ぐ

東洋医学では、腎は冷えに弱いとされています。

特に腰や下半身を温めることで、腎の働きをサポートし、ホルモンバランスの乱れを和らげることが期待できます。

一般的に、体を温めることで血液の巡りがサポートされ、リラックス効果も得られると言われています。

実践方法:

  • 腹巻きやレッグウォーマーで下半身を保温
  • 寝る前に足湯(38~40度で10~15分)
  • 冷たい飲み物を避け、温かいお茶を飲む
  • 湯船にゆっくり浸かる(38~40度で15~20分)

特に足湯は手軽で効果的!

テレビを見ながら、読書をしながらできるので、おすすめですよ。

体がポカポカして、心も落ち着いてきます✨

習慣3:ツボ押しで気血の巡りをサポート

東洋医学では、ツボを刺激することで気血の流れを整え、ホルモンバランスのサポートにつながると考えられています。

セルフケアとして、以下の3つのツボを毎日刺激してみましょう。

三陰交(さんいんこう)

内くるぼしから指4本分上にあるツボです。

東洋医学では、婦人科系の不調全般に使われる代表的なツボとされています。

太谿(たいけい)

内くるぼしとアキレス腱の間のくぼみにあるツボです。

腎の働きをサポートする重要なツボと言われています。

関元(かんげん)

おへその下、指4本分のところにあるツボです。

下腹部を温め、ホルモンバランスをサポートするとされています。

正しい押し方:

  • 各ツボを1日2回、朝晩に刺激
  • 親指で優しく押す(痛気持ちいい程度)
  • 3~5秒押して離すを5回繰り返す
  • 深呼吸しながらリラックスして行う

ただし、個人の体質により体験には個人差があります。

無理のない範囲で続けてみてくださいね。

詳しいツボの位置やケア方法は、ホルモンバランスを整える!40代女性の食事法の記事もご参考ください。

習慣4:睡眠の質を高める夜習慣

東洋医学では、夜の睡眠が腎を養う重要な時間と考えられています。

質の良い睡眠をとることで、ホルモンバランスの乱れを整えるサポートになるんですよ。

一般的に、睡眠は自律神経のバランスを整え、ホルモン分泌にも関わると言われています。

実践方法:

  • 就寝1時間前からスマホやパソコンを見ない
  • 寝る前に温かいハーブティー(カモミールなど)を飲む
  • 寝室を暗く静かにし、室温を快適に保つ(16~19度が理想)
  • 22時~23時には布団に入る習慣をつける
  • 朝は決まった時間に起きる

特に、ブルーライトは睡眠の質を下げると言われています。

寝る前のスマホは、できるだけ控えましょう。

どうしても見たい時は、ブルーライトカット機能を使ってくださいね。

睡眠の質を高める方法について、詳しくは【東洋医学で解決】朝の疲労感をスッキリ!睡眠の質を高める習慣術もご覧ください。

美容鍼で女性ホルモンの変化をサポート

鍼灸が自律神経に働きかけるメカニズム

ここまで、自宅でできるセルフケアをご紹介してきました。

でも、「一人で続けるのは難しい」「もっと本格的にケアしたい」という方もいらっしゃいますよね。

そんな時は、美容鍼や鍼灸のサポートを受けるのもひとつの方法です。

一般的に、鍼灸刺激は自律神経に働きかけ、リラックス効果をもたらすと言われています。

更年期の不調は、自律神経の乱れと深く関わっているとされているため、鍼灸でのケアが期待されているんですよ。

鍼灸で期待される体験:

  • 副交感神経が優位になり、リラックスできる
  • 血液の巡りがサポートされる感覚
  • 筋肉の緊張がほぐれる
  • 心身の疲れが軽くなる感じ

ただし、個人の体質により体験には個人差があります。

効果を保証するものではありませんので、ご了承ください。

haruyuiでの更年期ケアの特徴

はりきゅうサロンharuyuiでは、更年期の女性に寄り添ったケアを大切にしています。

女性専用サロンなので、周りの目を気にせず、ゆったりとお過ごしいただけますよ。

haruyuiの特徴:

  • 鍼灸師・薬剤師のダブルライセンスによる専門的なアプローチ
  • 東洋医学の体質診断を重視したオーダーメイドケア
  • 美容鍼と全身調整を組み合わせた施術
  • お一人お一人に合わせた生活アドバイス
  • 継続的なサポート体制

「こんなこと相談していいのかな?」と思うような小さな悩みも、どうぞお聞かせください。

更年期は、体も心も変化の時期。

一人で抱え込まず、一緒に乗り越えていきましょう✨

なお、鍼灸は医療行為の代替ではありません。

気になる症状がある場合は、まず医療機関にご相談ください。

更年期の不調について、さらに詳しくはもしかして更年期?急な汗とイライラを和らげる3つの対策イライラと不眠にさようなら!自律神経を整える3つの夜習慣もご参考ください。

また、冷え対策については冷え性改善!血流アップで代謝を高める生活習慣の記事もおすすめです。

まとめ:東洋医学で更年期を穏やかに乗り越えよう

40代から感じるエストロゲンの変化は、誰もが通る自然な体の変化です。

不安に思う気持ちもあるかもしれませんが、適切なケアで穏やかに乗り越えることができますよ。

今日ご紹介した4つの習慣をもう一度振り返りましょう:

  1. 黒い食材で腎を養う
  2. 足腰を温めて腎の冷えを防ぐ
  3. ツボ押しで気血の巡りをサポート
  4. 睡眠の質を高める夜習慣

どれも特別なものではなく、毎日の生活にちょっとした工夫を加えるだけ。

全部を一度に始めなくても大丈夫です。

できることから、ひとつずつ取り入れてみてくださいね。

大切なのは、無理なく続けること。

そして、自分の体と向き合い、いたわってあげること。

更年期は、人生の新しいステージへの準備期間でもあります。

この時期を上手に乗り越えれば、もっと快適で楽しい毎日が待っていますよ✨

一人で頑張りすぎず、時には専門家の力も借りながら、一緒に乗り越えていきましょう。

あなたの笑顔が、もっと輝きますように!

更年期に関する詳しい情報は、日本女性医学学会のサイトもご参考ください。


専門家と一緒に美容ケアを始めませんか?
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美容は継続が大切です。一人で続けるのが難しい場合は、プロのサポートを受けることをお勧めします。はりきゅうサロンharuyuiで、あなたの体質に合わせた美容プランを一緒に考えていきましょう。