こんにちは!はりきゅうサロンharuyui 鍼灸師・薬剤師の井土利恵です。
「最近、写真を撮ると顔の左右が違って見える」「口角の高さが気になる」そんなお悩みを抱えていませんか?40代になると、長年の生活習慣や表情筋の衰えによって、顔のゆがみが目立ちやすくなります。
でも大丈夫です!このブログを読むと、東洋医学の視点から顔のゆがみの根本原因を理解し、自宅でできる簡単なケア方法を身につけることができます。体質を根本から改善することで、自然で美しい左右バランスの整った顔立ちを取り戻しましょう。
40代女性に多い顔のゆがみの特徴とは?
写真で気づく左右非対称のサイン
40代になると、鏡では気づかなかった顔の左右差が写真で目立つようになります。これは長年の表情の癖や筋肉の使い方の偏りが積み重なった結果なんです。
特に多いのが以下のような症状です:
- 口角の高さが左右で違う
- 頬骨の位置や高さに差がある
- 目の大きさや形が左右で異なる
- 眉毛の位置がずれている
表情筋の衰えが招く顔のバランス崩れ
年齢とともに表情筋が衰えると、顔全体のバランスが崩れやすくなります。特に40代以降は、コラーゲンの減少と筋力低下が同時に起こるため、顔のゆがみが加速しがちです。
東洋医学では、これを「気血の循環不良」と捉えています。血流が滞ることで筋肉に栄養が行き渡らず、左右のバランスが乱れてしまうのです。
マスク生活が与えた顔への影響
長期間のマスク生活により、表情筋を使う機会が激減しました。特に口元周りの筋肉が衰え、顔のゆがみが進行している方が増えています。
体質を全体からとらえた顔のゆがみの原因
西洋医学から見る筋肉バランスの乱れ
顔には約30個の表情筋があり、これらが協調して動くことで美しい表情が作られます。しかし、以下の要因により筋肉バランスが崩れます:
- 咀嚼筋の左右差(噛み癖による影響)
- 頚部筋群の緊張(スマホ首の影響)
- 自律神経の乱れによる筋緊張
- ホルモンバランスの変化
東洋医学的解釈:気血水の循環不良
東洋医学では、顔のゆがみを「気血水」の循環不良として捉えます。
気の滞り:ストレスや疲労により気の流れが悪くなると、表情筋の動きが硬くなります。
血の停滞:血流が悪くなると筋肉に栄養が届かず、左右の筋力差が生まれます。
水の偏在:むくみやリンパの滞りにより、顔の左右でボリュームに差が出ます。
日常習慣が作る顔のゆがみパターン
意外かもしれませんが、日常の何気ない習慣が顔のゆがみを作り出しています:
- 片側だけで噛む癖
- 頬杖をつく習慣
- 同じ向きで寝る癖
- スマホを見る時の首の傾き
顔のゆがみを改善する経絡マッサージ法
胃経を整えるフェイスラインケア
胃経は顔の輪郭に沿って流れる重要な経絡です。この流れを整えることで、フェイスラインのたるみとゆがみを同時に改善できます。
マッサージ方法:
人差し指と中指で耳たぶから顎先まで、優しく押しながらなぞります。左右各10回ずつ行いましょう。力を入れすぎず、気持ちいいと感じる程度の圧で十分です。
大腸経で頬のたるみを引き上げる
大腸経は鼻の脇から始まり、頬を通って耳に向かう経絡です。ここを刺激することで、頬のリフトアップ効果が期待できます。
ケア方法:
小鼻の脇から耳の前まで、頬骨に沿って優しく押し上げるようにマッサージします。朝晩各5回ずつ実践してくださいね!
小腸経で目元のバランスを調整
小腸経は目の下から耳にかけて流れる経絡で、目元の左右バランス調整に効果的です。
調整法:
目尻から耳たぶに向かって、優しく円を描くようにマッサージ。血流が良くなり、目元がパッチリしてきますよ♪
左右バランスを整える表情筋エクササイズ
口角を均等に上げる簡単トレーニング
口角の高さの違いは、表情の印象を大きく左右します。以下のエクササイズで左右バランスを整えましょう:
「あいうえお」エクササイズ:
鏡を見ながら「あ・い・う・え・お」をゆっくり発音。口角が均等に動いているか確認しながら行います。1日3セット、各音5秒キープがおすすめです。
頬骨周りの筋肉を整える方法
頬骨の高さの違いを改善するには、頬筋のバランス調整が重要です。
頬膨らましエクササイズ:
頬を大きく膨らませて10秒キープ。その後、頬をすぼめて10秒。これを5回繰り返すことで、頬筋全体を活性化できます。
目元の左右差を改善するケア
目の大きさや形の左右差には、眼輪筋のトレーニングが効果的です。
ウインクエクササイズ:
左右それぞれ10回ずつウインク。動きにくい方は少し多めに行い、筋力のバランスを整えます。
詳しい表情筋の鍛え方については、口角を上げて印象美人!表情筋を鍛える簡単エクササイズ術の記事も参考にしてくださいね。
効果的なツボ押しで顔の調整力アップ
四白(しはく)で頬骨バランスを整える
四白は瞳の真下、頬骨の上にあるツボです。ここを刺激することで、頬骨周りの血流が改善し、左右のバランスが整いやすくなります。
押し方:
人差し指で優しく円を描くように5秒間刺激。左右同時に行い、1日3回実践しましょう。
颧髎(けんりょう)で小顔効果を実現
颧髎は頬骨の一番高い部分にあるツボで、顔全体の引き締めに効果的です。
刺激法:
中指で軽く押しながら、上に向かって持ち上げるようにマッサージ。血色も良くなり、自然な小顔効果が期待できます。
下関(げかん)で顎のラインをスッキリ
下関は耳の穴の前、顎関節の上にあるツボです。顎のラインを整え、フェイスラインをシャープにします。
ケア方法:
口を軽く開けた状態で、くぼみに中指を当てて優しく押します。5秒×3回で十分効果を感じられますよ。
より詳しいツボ押し方法は、顔のたるみ解消!即効性のあるツボ押し術の記事でも紹介しています。
生活習慣の見直しで根本改善
噛み癖と寝る向きの影響
無意識の習慣が顔のゆがみを作り出していることがあります。特に注意したいのが以下の点です:
- 食事は左右均等に噛む
- 寝る向きを時々変える
- 頬杖をつかない
- 携帯を見る時は正面で
スマホ使用時の姿勢改善
首の傾きや前かがみの姿勢は、顔の筋肉バランスに大きく影響します。スマホを見る時は目線の高さに持ち上げ、首をまっすぐ保ちましょう。
姿勢改善については、スマホ首改善!猫背予防のための姿勢調整法の記事も参考になります。
内側からのケア:血流改善の食事法
東洋医学では「血」の質と流れが美容に直結すると考えます。血流を良くする食材を積極的に取り入れましょう:
- 温性食材:生姜、にんにく、シナモン
- 補血食材:レバー、ほうれん草、黒ごま
- 活血食材:青魚、玉ねぎ、黒きくらげ
これらの食材を日常的に摂取することで、体の内側から血流が改善し、顔色も明るくなります。冬の寒い時期には特に温性食材を意識して取り入れると、血行が促進されて顔のゆがみ改善にも効果的です。
haruyuiの美容鍼で更なる効果を実感
専門的な顔のバランス調整
セルフケアも大切ですが、より確実で持続的な効果を求める方には、美容鍼がおすすめです。
当サロンでは、東洋医学の理論に基づいて一人ひとりの顔のゆがみパターンを分析し、最適なツボに鍼を施します。表情筋の深部まで刺激することで、セルフケアでは届かない根本的な改善が期待できます。
体全体からアプローチする美容法
顔のゆがみは、実は全身のバランスと密接に関係しています。当サロンでは顔だけでなく、首・肩・背中の状態も含めて総合的に施術を行います。
もし美容を体の内側から根本的に改善することに興味があれば、一度ご相談ください。初回トライアルもご用意しておりますので、お気軽にお声がけくださいね。
詳しいフェイスマッサージの基本については、【自宅で簡単】小顔効果を実感!フェイスマッサージの基本テクニックもご参照ください。
まとめ
顔のゆがみは一日で改善するものではありませんが、正しいケアを継続することで必ず変化を実感できます。
今回ご紹介した経絡マッサージ、表情筋エクササイズ、ツボ押しケアを組み合わせて、毎日少しずつ実践してみてください。また、生活習慣の見直しも忘れずに!
40代からでも遅くありません。あなたの自然な美しさを引き出すために、今日から始めてみませんか?きっと鏡を見るのが楽しくなりますよ♪
より詳しい血色改善法については、デスクワーク疲れ顔リセット!5分でできる血色改善法の記事もおすすめです。
あなたの笑顔がもっと輝きますように。一緒に頑張りましょうね!
鍼灸について詳しくはこちら https://haruyui-harikyu.com/
※外部リンク参考:
厚生労働省:健康づくりのための身体活動指針
日本鍼灸師会:鍼灸を知る