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物忘れ改善!脳血流を良くする東洋医学的アプローチ

物忘れ改善!脳血流を良くする東洋医学的アプローチ【扶桑町の鍼灸サロン】

こんにちは!鍼灸師・薬剤師の井土利恵です。

「あれ、何を買いに来たんだっけ?」「さっき会った人の名前が思い出せない…」そんな物忘れの経験、最近増えていませんか?

40代を過ぎると、多くの女性が記憶力の変化を感じ始めます。でも大丈夫!東洋医学では、物忘れの原因を「脳への血流不足」と「腎の働きの低下」として捉え、根本的な改善方法があるんです。

このブログを読むと、なぜ物忘れが起こるのか東洋医学的な原因が分かり、自宅でできる脳血流改善法を身につけることができます。簡単なツボ押しや食事法で、あなたの記憶力と集中力がグンと向上しますよ!

40代から増える物忘れの実態

よくある物忘れのパターン

40代50代の女性から最もよく聞かれるのが、こんなお悩みです。

  • 買い物に行って、何を買うつもりだったか忘れる
  • 知人の名前がすぐに出てこない
  • 話している途中で、何を言おうとしたか分からなくなる
  • 鍵や眼鏡を置いた場所を思い出せない
  • 本や新聞を読んでも、内容が頭に入らない

これらの症状、実は多くの方が経験しているんです!

年齢と記憶力の関係

医学的に見ると、40代から脳の血流が少しずつ減少し始めます。また、女性ホルモンの変化も記憶力に大きく影響するんです。

でも心配しすぎる必要はありません。適切なケアで改善できることがほとんどなんです!

東洋医学から見た物忘れの原因

腎の働きと記憶力の関係

東洋医学では、記憶力は「腎」の働きと密接に関係していると考えます。腎は単なる臓器ではなく、生命力や老化と関わる重要な機能なんです。

腎の働きが低下すると、「腎精(じんせい)」という生命エネルギーが不足します。この腎精は脳の栄養源でもあるため、不足すると記憶力や集中力が低下してしまうんです。

血の不足が引き起こす脳の栄養不足

東洋医学でいう「血(けつ)」は、脳に栄養を運ぶ重要な役割を担っています。血が不足すると、脳への栄養供給が滞り、物忘れの原因となります。

特に女性は月経や出産で血を消耗しやすく、40代以降は血の不足が深刻化しやすいんです。

気の巡りが悪いと脳に酸素が届かない

「気(き)」の流れが滞ると、血液循環も悪くなります。その結果、脳への酸素供給が不十分になり、記憶力の低下につながるんです。

ストレスや疲労は気の巡りを悪くする大きな要因です。

脳血流を改善する頭部ツボ押し法

百会(ひゃくえ)で脳全体を活性化

百会は頭のてっぺんにある万能ツボです!

場所の見つけ方:

  1. 両耳の上端を結んだ線の中点
  2. 鼻筋の延長線上と交わる点

押し方:

  • 中指の腹で垂直に押す
  • 3秒間押して、3秒間休む
  • これを10回繰り返す

朝起きたときと夜寝る前に実践すると、脳血流がアップして記憶力向上に効果的です!

四神聡(ししんそう)で集中力アップ

百会の前後左右にある4つのツボが四神聡です。集中力を高める特効ツボなんです!

刺激方法:

  • 人差し指と中指で軽く圧迫
  • 各ツボを30秒ずつ刺激
  • 深呼吸しながら行う

読書や仕事の前に刺激すると、集中力が格段にアップしますよ!

風池(ふうち)で首こりからの血流改善

首の後ろにある風池は、首こりを解消して脳血流を改善する重要なツボです。

場所:

  • 後頭部の髪の生え際
  • 首の太い筋肉の外側のくぼみ

マッサージ方法:

  • 親指でゆっくりと圧迫
  • 上向きに押し上げるように刺激
  • 5分間続ける

デスクワークで首が疲れたときにも効果的です!

さらに効果的な体質改善を目指すなら、頭皮の血流改善!自宅でできるツボ押しテクニックも併せてご覧ください。

記憶力を高める東洋医学的食事法

腎を補う黒い食材の活用法

東洋医学では「黒い食材は腎を補う」と言われています。記憶力向上に特におすすめなのがこちら!

効果的な黒い食材:

  • 黒ゴマ:脳の栄養となる良質な脂質が豊富
  • 黒豆:腎精を補い、記憶力をサポート
  • ひじき:血を補い、脳への栄養供給を改善
  • 黒きくらげ:血液をサラサラにして血流改善

毎日少しずつでも継続して摂ることが大切です!

血を増やす赤い食材の取り入れ方

血の不足を補うには、赤い食材が効果的なんです。

おすすめの赤い食材:

  • ほうれん草:鉄分豊富で血を補う
  • なつめ:血を増やし、精神を安定させる
  • 赤身魚:良質なタンパク質で脳機能をサポート
  • トマト:抗酸化作用で脳を守る

貧血気味の方は特に意識して摂取してくださいね!

脳に栄養を届ける食べ方のコツ

栄養は摂るだけでなく、しっかり消化吸収することが重要です。

効果的な食べ方:

  • よく噛んで食べる(一口30回が目安)
  • 温かい食べ物を中心にする
  • 食事の時間を規則正しくする
  • 腹八分目を心がける

消化力を高める習慣については、食後の眠気をスッキリ解消!東洋医学の消化力アップ術で詳しく解説しています。

日常でできる脳活性化習慣

深呼吸で気の巡りを整える

正しい呼吸法は、気の巡りを良くして脳血流を改善します!

腹式呼吸の方法:

  1. 鼻から4秒かけてゆっくり息を吸う
  2. 4秒間息を止める
  3. 口から8秒かけてゆっくり吐く
  4. これを10回繰り返す

朝晩の習慣にすると、記憶力だけでなく睡眠の質も向上しますよ!

質の良い睡眠で脳をリセット

睡眠中に脳の老廃物が除去され、記憶が整理されます。質の良い睡眠は記憶力維持に欠かせません!

良い睡眠のポイント:

  • 就寝3時間前に食事を済ませる
  • 寝室を暗く、涼しくする
  • 就寝前のスマホ使用を控える
  • 毎日同じ時間に寝起きする

詳しい睡眠改善法は、【東洋医学で解決】朝の疲労感をスッキリ!睡眠の質を高める習慣術をご参考ください。

適度な運動で全身の血流促進

運動は脳血流を増やし、記憶力向上に直結します!激しい運動は必要ありません。

おすすめの運動:

  • ウォーキング(1日20分)
  • ラジオ体操
  • 簡単なストレッチ
  • 階段の昇降

継続することで、脳の働きが格段に良くなりますよ!

専門家による根本的な改善アプローチ

体質診断に基づいた個別ケア

セルフケアも大切ですが、本格的な改善には個人の体質に合わせたアプローチが必要です。

東洋医学では、同じ「物忘れ」でも原因が人によって異なると考えます。腎虚タイプ、血虚タイプ、気滞タイプなど、体質を正確に診断することで、最適な改善法が見つかるんです。

舌の状態から健康チェック!自宅でできる東洋医学診断では、簡単な体質チェック法をご紹介しています。

鍼灸施術で得られる効果

プロフェッショナルケアで根本改善を目指しませんか?鍼灸施術では、セルフケアでは届かない深部の血流改善が可能です。

鍼灸による記憶力改善効果:

  • 頭部への直接的な血流改善
  • 自律神経バランスの調整
  • 全身の気血の巡り改善
  • 根本的な体質改善

多くの患者様から「集中力が戻った」「物の名前がすぐ出るようになった」という嬉しいお声をいただいています。

改善事例:
50代女性のAさんは、人の名前が思い出せずお悩みでした。週1回の鍼灸施術を3ヶ月続けたところ、記憶力が改善し、読書も楽しめるようになったとのことです。

物忘れの根本的な改善には、体質に合わせたアプローチが大切です。はりきゅうサロンharuyuiでは、東洋医学の視点からお一人お一人の体質を見極め、脳血流を改善する鍼灸施術を行っています。

初回トライアルでは、じっくりとお話を伺いながら、あなたに最適なケア方法をご提案いたします。一人で悩まず、まずはお気軽にご相談ください。

参考文献:

美容鍼について詳しくはこちら
https://haruyui.com/biyouharilp/

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