こんにちは!はりきゅうサロンharuyui 鍼灸師・薬剤師の井土利恵です。
「お風呂でしっかり温まったのに、出た途端に手足が冷たくなる…」
そんな経験はありませんか?せっかくの入浴タイムなのに、すぐに冷えてしまうとがっかりしますよね。布団に入っても足先が冷えて眠れない夜は、本当につらいものです。
このブログでは、東洋医学の視点から「なぜお風呂上がりにすぐ冷えてしまうのか」を紐解きます。そして、体の芯から温まるための5つの習慣をお伝えしますね😊
今日から実践できる簡単なケアばかりです。ぜひ最後まで読んでみてください!
こんな方におすすめの記事です
- お風呂上がりにすぐ手足が冷える方
- 布団に入っても足先が冷えて眠れない方
- いろいろ試しても冷えが気になる方
- 冬になると肩こりや肌のくすみが気になる方
女性の美容や体の悩みでお困りの方へ
美容や体の変化でお悩みではありませんか?当院では、東洋医学の観点から体質改善をサポートし、女性らしい美しさを引き出すお手伝いをさせていただいています。
もし美容鍼や東洋医学に興味がおありでしたら、お気軽にご相談ください。
お風呂上がりにすぐ冷えるのはなぜ?
体の表面だけ温まっている状態とは
実は、熱いお湯に短時間浸かると体の表面だけが温まりやすいのです。深部までしっかり届いていないことが多いと言われています。
体表面の血管が開いた状態でお風呂から出ると、熱がどんどん放散してしまいます。「温まった気がする」と「芯から温まる」は、ちょっと違うんですね。
東洋医学で考える「冷え」のメカニズム
東洋医学では、冷えを「陽気の不足」や「気血の巡りの滞り」と捉えます。体を温める力が足りなかったり、めぐりが悪くなっていたりする状態です。
特に冬は「腎」の季節とされています。腎の働きが弱ると冷えやすくなると言われているんですよ。
体質を全体からとらえた冷えの原因
気・血・水のバランスから見る冷えタイプ
東洋医学では、体を「気・血・水」のバランスで見ていきます。冷えにもタイプがあるんです。
- 気虚タイプ:エネルギー不足で温める力が弱い
- 血虚タイプ:血が不足し、末端まで届きにくい
- 水滞タイプ:余分な水分が溜まり、体を冷やしている
ご自身のタイプを知ることで、合ったケアが見つかりやすくなります。ただし個人差がありますので、気になる方は専門家に相談してみてくださいね。
冬の「腎」の養生と冷えの関係
東洋医学では、冬は「腎」を養う季節とされています。腎は生命エネルギーの源であり、冷えと深く関わると考えられています。
腎を養うためには「温める」「しっかり休める」「黒い食材を摂る」などが良いとされていますよ。
体の芯から温まる冬の温活習慣5選
ここからは、今日から実践できる5つの温活習慣をご紹介します!
習慣① 入浴前の白湯で内臓を温める
入浴前にコップ1杯の白湯を飲んでみてください。内臓が温まることで、入浴時の温まり方が変わると言われています。
東洋医学では「脾胃(消化器系)」を温めることが、全身の巡りをサポートすると考えられているんです。
関連記事:朝の白湯で肌ツヤ復活!体の内側から美容をサポートする5つの習慣
習慣② 38〜40度のぬるめのお湯に15分浸かる
熱すぎるお湯は交感神経を刺激し、リラックスしにくくなります。ぬるめのお湯にゆっくり浸かることで、副交感神経が優位になりやすいですよ。
深部体温が上がりやすくなると言われています。15分を目安に、ゆったりと浸かってみてくださいね😊
関連記事:お風呂でリラックス効果を最大化!自律神経を整える入浴法5つのコツ
習慣③ 湯船の中で足首・手首をゆっくり回す
足首・手首は「首」がつく場所で、熱が逃げやすいポイントです。湯船の中でゆっくり回すことで、巡りのサポートが期待できます。
東洋医学では、足首周りに冷えに関連するツボが集まっているとされています。ぜひ試してみてください!
習慣④ 入浴後5分以内に足首を保温する
せっかく温まった体も、足首から熱が逃げやすいんです。入浴後すぐに靴下やレッグウォーマーで保温することがポイント。
「熱を逃がさない」という意識が、冷え対策の基本ですよ。
習慣⑤ 寝る前のツボ押しで温かさをキープ
冷えに関連するとされるツボを刺激することで、温かさが持続しやすくなると言われています。無理のない範囲で、寝る前の習慣にしてみてくださいね。
次のセクションで、おすすめのツボをご紹介します!
冷えケアにおすすめのツボ3選
三陰交(さんいんこう)
場所:内くるぶしから指4本分上、すねの骨の際
東洋医学では「女性の万能ツボ」とも呼ばれています。冷えや婦人科系の悩みに関連するとされていますよ。
太渓(たいけい)
場所:内くるぶしとアキレス腱の間のくぼみ
「腎」の経絡上にあり、冬の養生に良いとされています。足の冷えが気になる方におすすめです。
湧泉(ゆうせん)
場所:足裏の土踏まずのやや上、指を曲げたときにへこむ部分
「元気が湧き出る泉」という意味を持つツボです。全身のエネルギーをサポートすると言われています。
関連記事:足裏マッサージで全身若返りケア
関連記事:睡眠の質を高める東洋医学のツボ押し習慣
※ツボの効果には個人差があります。体調に合わせて無理のない範囲でお試しください。
鍼灸サロンでできる冷えへのアプローチ
お灸で体の深部から温める
セルフケアでは届きにくい深部へのアプローチが期待できます。鍼灸師が体質を見極め、一人ひとりに合ったツボを選んでいきます。
継続することで体質のサポートにつながると言われています。ただし効果には個人差がありますので、ご了承くださいね。
美容鍼と冷えケアの関係
顔の巡りをサポートすることで、くすみやむくみのケアにもつながります。全身の巡りを整えることが美容にも関わるという、東洋医学の考え方なんです。
haruyuiでは、冷えと美容を一緒にケアするプランもご用意しています。
※鍼灸は医療行為の代替ではありません。症状が続く場合は医療機関への相談をおすすめします。
まとめ~今日からできる温活で、ぽかぽかの冬を~
お風呂上がりにすぐ冷えてしまう原因と、体の芯から温まる5つの習慣をご紹介しました。
今日からできる5つの温活習慣
- 入浴前の白湯で内臓を温める
- 38〜40度のぬるめのお湯に15分浸かる
- 湯船の中で足首・手首をゆっくり回す
- 入浴後5分以内に足首を保温する
- 寝る前のツボ押しで温かさをキープ
どれも今日から始められるものばかりです。まずはひとつ、できそうなものから試してみてくださいね😊
冷えは長年の体質が関係していることも多いです。一人で続けるのが難しいと感じたら、プロのサポートを受けることも選択肢のひとつですよ。
あなたの体は、ちゃんとあなたを温める力を持っています。その力を引き出すお手伝いができたら、うれしいです✨
専門家と一緒に美容ケアを始めませんか?
美容は継続が大切です。一人で続けるのが難しい場合は、プロのサポートを受けることをお勧めします。はりきゅうサロンharuyuiで、あなたの体質に合わせた美容プランを一緒に考えていきましょう。


