こんにちは!鍼灸師の杉村美咲です!
梅雨が近づくと毎年同じような体調不調に悩まされていませんか?
5月下旬から6月上旬、まだ梅雨入り前なのに、なんだか頭が重い、身体がだるい…それって実は「梅雨前の湿気対策が遅れている」ことが原因かもしれません!
そこで今回は、東洋医学の視点から体質タイプ別の梅雨対策セルフケア法をお伝えします。
このブログを読めば、梅雨時期も快適に過ごすための体質改善方法が分かりますよ!
梅雨前に起こりやすい症状と原因
東洋医学から見た「湿邪」とは
東洋医学の世界では、湿気のことを「湿邪(しつじゃ)」と呼んでいます。
湿邪は6つの邪気の1つで、体内に入ると以下のような特徴をもっています:
- 重い性質で身体のだるさを引き起こす
- 粘っこく、症状が長引きやすい
- 下方に行きやすく、むくみを生じやすい
この湿邪が体内に過剰になることで、様々な不調が現れてきます!
梅雨前特有の不調症状チェックリスト
一つでも当てはまる方は要注意です:
□ 頭がボーっとして重い(頭重感)
□ めまい、ふらつきがある
□ 胃もたれや吐き気がする
□ 身体が重だるく感じる
□ 関節が痛んだり、こわばる
□ むくみがとれにくい
□ 眠気が強く、すっきりしない
□ 食欲が落ちる、または湿っぽいものを欲する
これらは全て湿邪による症状なんです!
3つの体質タイプ別セルフケア
水毒タイプの方向け対策法
特徴:
- むくみやすい
- 水分を多く摂ってしまう
- 足が冷えやすい
- 尿の回数が少ない
おすすめケア:
- 利水作用のある食材:ハトムギ、小豆、とうもろこし
- 温かい飲み物を選ぶ(生姜紅茶など)
- 足湯で温活(15〜20分程度)
痰湿タイプの方向け対策法
特徴:
- 体重が増えやすい
- 痰が絡みやすい
- 身体が重だるく感じる
- 甘いものや揚げ物が好き
おすすめケア:
- 避けるべき食材:乳製品、甘いもの、油っこいもの
- 消化を助ける食材:大根、山芋、ネギ
- 軽い有酸素運動(ウォーキング20分程度)
気滞タイプの方向け対策法
特徴:
- イライラしやすい
- お腹が張りやすい
- 気分が落ち込みやすい
- ストレスを感じやすい
おすすめケア:
- 気の巡りを良くする食材:みかん、柑橘類、香味野菜
- 深呼吸や軽いストレッチ
- アロマテラピー(柑橘系やラベンダー)
今すぐできる梅雨対策習慣
朝のツボ押しルーティン
起きたらすぐに3分間だけツボ押しを習慣にしましょう!
- 豊隆(ほうりゅう):スネの外側、膝下指4本分 水分代謝を改善し、痰を除去
- 承山(しょうざん):ふくらはぎの真ん中 下半身のむくみ解消、水分代謝アップ
- 中脘(ちゅうかん):おへそから指4本分上 消化機能を高め、胃もたれ改善
各ツボを30秒ずつ、心地よい強さで押してみてくださいね。
湿気に負けない食事の工夫
積極的に摂りたい食材:
- 生姜、ネギ、にんにく(温め効果)
- ハトムギ、小豆(利水効果)
- しそ、みょうが(気の巡り改善)
控えめにしたい食材:
- 生野菜、冷たい飲み物(身体を冷やす)
- 砂糖たっぷりの飲み物(痰湿を増やす)
- 揚げ物、チーズ(消化に負担がかかる)
簡単エクササイズで巡りアップ
5分でできる巡りアップストレッチ:
- 首まわし:左右ゆっくり5回ずつ
- 肩甲骨ほぐし:肩を上下に動かす、前後に回す
- 足首回し:座ったまま足首を大きく10回ずつ
- 深呼吸:ゆっくり鼻で吸って、口でフーと吐く
朝起きたときと、入浴後に行うと効果的です!
プロによる体質改善で根本から快適に
なぜ自己ケアだけでは限界があるのか
セルフケアは毎日できる大切な対策ですが:
- 自分の体質を正確に把握することは難しい
- 複合的な症状には専門的アプローチが必要
- 体質に合わせた施術で効果が格段に変わる
東洋医学では「未病(みびょう)」を重視します。
本格的な梅雨を迎える前に、プロの診断と施術で体質改善をスタートすることで、梅雨時期を快適に過ごせます!
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