こんにちは!はりきゅうサロンharuyui 鍼灸師・薬剤師の井土利恵です。
40代になって、鏡を見るたびに「あれ?こんなに肌が疲れてる…」とドキッとすること、ありませんか?
実は、40代の肌変化には「美肌ホルモン」が大きく関わっているんです。化粧品を変えても効果が感じられない、ハリやツヤが戻らない…そんな時は、体の内側からのアプローチが必要かもしれません。
このブログでは、美肌ホルモンと肌老化の関係、そして今日から始められる4つの生活習慣をご紹介します。40代以降で肌の衰えを感じている方、ホルモンバランスの乱れが気になる方、体の内側から美肌を作りたい方に向けてお伝えしていきますね。
女性の美容や体の悩みでお困りの方へ
美容や体の変化でお悩みではありませんか?当院では、東洋医学の観点から体質改善をサポートし、女性らしい美しさを引き出すお手伝いをさせていただいています。
もし美容鍼や東洋医学に興味がおありでしたら、お気軽にご相談ください。
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40代の肌老化と美肌ホルモンの関係
美肌ホルモン(エストロゲン)とは
美肌ホルモンとも呼ばれる「エストロゲン」は、女性らしさを保つ重要なホルモンです。
一般的に、エストロゲンは肌のハリや弾力、潤いに関わると言われています。
具体的には以下のような働きが期待されています:
- コラーゲン生成のサポート
 - 肌の水分保持機能のサポート
 - 皮脂分泌の調整
 - 肌のターンオーバーへの働きかけ
 
ただし、これらの働きには個人差があり、必ずしも全ての方に同じ変化が現れるわけではありません。
40代でホルモンバランスが乱れる理由
40代になると、多くの女性がホルモンバランスの変化を感じ始めます。
一般的に、女性は35歳頃から徐々にエストロゲン分泌が減少すると言われています。特に40代は、プレ更年期から更年期へと移行する大切な時期なんですよ。
ホルモンバランスが変化する主な理由:
- 卵巣機能の自然な変化
 - 年齢による体内システムの変化
 - ストレスや生活習慣の影響
 - 睡眠不足や栄養バランスの乱れ
 
東洋医学では、「腎」の機能が加齢とともに衰えると考えられています。腎は生命力や若々しさを司る臓腑とされ、その働きが低下することで、肌や髪、体全体に影響が現れると言われているんです。
ホルモン減少が肌に与える影響
エストロゲンの減少は、肌にさまざまな変化をもたらすと考えられています。
よく見られる肌の変化:
- 乾燥しやすくなる
 - ハリや弾力の低下
 - シミやくすみの増加
 - 肌の回復力が落ちる
 - 毛穴が目立ちやすくなる
 
「化粧品を変えても効果が感じられない」と感じる方も多いのですが、それは表面的なケアだけでは限界があるからかもしれません。体の内側からのアプローチが必要な時期なんです!
体質を全体からとらえた肌老化の原因
東洋医学から見た「腎」と美肌の関係
東洋医学では、「腎」は生命力や若々しさを司る重要な臓腑とされています。
腎は「先天の本」と呼ばれ、生まれ持った生命力を蓄える場所と考えられているんですよ。腎が充実していると、肌にもハリやツヤが現れやすいと言われています。
腎が衰えると現れやすいサイン:
- 白髪や抜け毛の増加
 - 肌の乾燥
 - 足腰の冷え
 - 疲れやすさ
 - 耳鳴り
 
腎を補う食材として、黒い食材(黒豆、黒ごま、黒きくらげなど)や、海藻類、山芋、くるみなどが良いとされています。
「肝」の働きとホルモンバランス
東洋医学において、「肝」は血を貯蔵し、全身に巡らせる働きがあるとされています。
肝は「疏泄(そせつ)」という、気の巡りを調整する機能を持つと考えられています。この機能がスムーズだと、ホルモンバランスも整いやすいと言われているんです。
ストレスは肝の気の巡りを悪くし、ホルモンバランスにも影響すると考えられています。感情の変動やストレスの影響を受けやすい臓腑なので、日々のストレスケアがとっても大切なんですよ!
関連記事:イライラと不眠にさようなら!自律神経を整える3つの夜習慣
気・血・水の乱れが肌に現れるメカニズム
東洋医学では、体は「気・血・水」の3つの要素で構成されていると考えられています。
それぞれが肌に与える影響:
「気」の不足:
疲労感、肌のくすみ、ハリ不足などが現れやすいと言われています。気は体を動かすエネルギー源なので、不足すると肌の代謝も低下しがちです。
「血」の不足:
乾燥、ハリ低下、血色の悪さなどが現れやすいとされています。血は肌に栄養を届ける役割があると考えられています。
「水」の停滞:
むくみ、たるみ、くすみなどが現れやすいと言われています。水の巡りが悪いと、老廃物が溜まりやすくなると考えられています。
美肌ホルモンを整える4つの習慣
【習慣1】大豆製品を毎日の食事に取り入れる
大豆に含まれるイソフラボンは、エストロゲンと似た働きをすると言われています✨
大豆イソフラボンは、エストロゲンと似た構造を持つことから、「植物性エストロゲン」とも呼ばれています。ただし、その働きには個人差があり、効果を保証するものではありません。
東洋医学的には、大豆は「腎」を補い、体の潤いをサポートする食材とされています。
具体的な取り入れ方:
朝食:
納豆1パック、豆腐の味噌汁
昼食:
豆乳スープ、厚揚げの煮物
間食:
無調整豆乳、きな粉ヨーグルト
夕食:
冷奴、豆腐ハンバーグ
1日の目安は大豆製品50~80g程度です。無理なく毎日続けられる量から始めてみてくださいね!
【習慣2】良質な睡眠で成長ホルモンの分泌をサポート
睡眠は、美肌づくりにとってとっても大切な時間なんです💤
一般的に、深い睡眠中に成長ホルモンが分泌され、肌の修復をサポートすると言われています。特に、夜22時~2時は成長ホルモンが分泌されやすい時間帯とされています。
東洋医学では、夜は「陰」を養う時間で、血を補充する大切な時間とされています。この時間にしっかり休むことで、肌に必要な栄養が補給されると考えられているんですよ。
質の良い睡眠を得るための方法:
- 就寝時間を23時までに設定する
 - 寝る1時間前からスマホ・PCを避ける
 - 寝室環境を整える(暗く、静かに、16~19度程度の室温)
 - 就寝前の軽いストレッチ
 - カフェインは15時以降控える
 
安眠のツボ:
安眠(あんみん):耳の後ろの骨の出っ張りから指1本分下
神門(しんもん):手首の横じわ、小指側のくぼみ
これらのツボを優しく押すことで、リラックス効果が期待できます。個人差はありますが、寝る前の習慣にしてみてくださいね。
関連記事:【東洋医学で解決】朝の疲労感をスッキリ!睡眠の質を高める習慣術
【習慣3】ストレス管理で自律神経を整える
ストレスは、ホルモンバランスに大きな影響を与えると言われています。
慢性的なストレスは、自律神経やホルモンバランスに影響を与えると考えられています。特に、交感神経が優位な状態が続くと、体の回復力が低下しやすいんです。
東洋医学では、ストレスは「肝」の気の巡りを滞らせ、全身のバランスを崩すと考えられています。肝の気が滞ると、イライラ、不眠、肌荒れなどが現れやすくなると言われているんですよ。
自律神経を整える具体的方法:
1日5分の腹式呼吸:
鼻から4秒吸って、口から8秒かけてゆっくり吐く。お腹を膨らませるように意識してみてください。
アロマの活用:
ラベンダー、ゼラニウム、ローズなど、好きな香りでリラックス時間を作りましょう。
軽い運動:
ウォーキング20分程度、無理のない範囲で体を動かしてみてください。
趣味の時間:
好きなことをする時間を意識的に作ることも大切です!
自律神経を整えるツボ:
百会(ひゃくえ):頭のてっぺん、両耳を結んだ線の中央
内関(ないかん):手首の横じわから指3本分肘側
太衝(たいしょう):足の親指と人差し指の間、骨の手前
これらのツボは、伝統的にストレスケアに用いられてきました。個人の体質により体験には個人差があります。
【習慣4】体を冷やさない温活習慣
体の冷えは、美肌の大敵なんです🔥
体温が低いと血流が悪くなり、栄養や酸素が肌に届きにくくなると考えられています。また、代謝も低下しやすく、老廃物が溜まりやすくなると言われています。
東洋医学では、冷えは「陽気」を消耗し、気血の巡りを悪くすると考えられています。特に女性は、もともと陰の性質が強いとされ、冷えやすい体質の方が多いんですよ。
体を温める具体的方法:
朝一番の白湯:
起きてすぐ、コップ1杯のお湯をゆっくり飲むことで、内臓が温まり代謝がサポートされると言われています。
三首を温める:
首・手首・足首(三首)は血管が集まる場所です。ここを温めることで、全身の血流がサポートされると考えられています。
温かい食事:
根菜類(大根、にんじん、ごぼう)や生姜、ネギなどの体を温める食材を取り入れましょう。
入浴習慣:
シャワーだけでなく、湯船に浸かる習慣を。38~40度のお湯に15分程度がおすすめです。
温活のツボ:
三陰交(さんいんこう):内くるぶしから指4本分上
気海(きかい):おへそから指2本分下
これらのツボは、伝統的に体を温めるツボとして知られています。お風呂上がりや寝る前に優しく押してみてくださいね。
美容鍼で体質からサポートするホルモンバランスケア
美容鍼がホルモンバランスに働きかける仕組み
美容鍼は、顔だけでなく体全体の経絡にアプローチすることで、体質改善のお手伝いをします。
鍼による刺激は、自律神経に働きかけ、リラックス状態をサポートすると言われています。副交感神経が優位になることで、ホルモンバランスも整いやすくなると考えられているんです。
また、鍼は血流促進をサポートし、ホルモンや栄養が全身に届きやすくなることが期待されています。ただし、鍼灸の体験には個人差があり、効果を保証するものではありません。
東洋医学では、体全体のバランスを整えることで、結果として美肌にもつながると考えられています。顔だけでなく、体の根本から整えるアプローチが特徴なんですよ!
関連記事:肌ツヤが蘇る!内側から輝く美肌を作る食事と生活習慣
自律神経を整える経絡とツボ
美容鍼では、女性ホルモンと関連が深いとされる経絡を中心にアプローチしていきます。
東洋医学では、「肝経」と「腎経」は女性ホルモンと関連が深いとされる経絡です。これらの経絡を整えることで、ホルモンバランスのサポートが期待できると考えられています。
よく使用するツボ:
三陰交(さんいんこう):
内くるぶしから指4本分上。肝経・脾経・腎経の3つの経絡が交わる重要なツボです。女性特有の悩みに広く用いられます。
血海(けっかい):
膝のお皿の内側から指3本分上。血の巡りをサポートするツボとされています。
太衝(たいしょう):
足の親指と人差し指の間、骨の手前。肝経の重要なツボで、ストレスケアにも用いられます。
セルフケアと専門施術の違い:
ご自身でツボを押すセルフケアも良いのですが、専門的な施術では、個人の体質に合わせてツボを選定し、適切な深さと刺激で鍼を行います。より深い部分にアプローチできるのが専門施術の特徴です。
ただし、個人の体質により体験には個人差があり、効果を保証するものではありません。
haruyuiでの美容鍼ケアについて
haruyuiでは、東洋医学の視点から、一人ひとりの体質に合わせたケアプランをご提案しています。
施術の流れ:
1. 体質診断:
舌診、脈診、問診などを通じて、あなたの体質を詳しく確認します。東洋医学では、同じ症状でも体質によってアプローチが変わるんですよ。
2. 施術計画:
診断結果をもとに、顔と体のツボを選定。美容と体質改善を同時にサポートするアプローチを行います。
3. 美容鍼施術:
顔に髪の毛より細い鍼を使用し、体のツボにも適切にアプローチ。痛みはほとんど感じない方が多いです。
4. アフターケア:
生活習慣のアドバイスや、ご自宅でできるセルフケアをお伝えします。
鍼灸師・薬剤師としての知識を活かし、美容と健康の両面からサポートさせていただきます。継続的にケアすることで、体質から変化を感じていただけることが期待されます。
ただし、これらは医療行為の代替ではなく、個人の体質により体験には個人差があります。
外部参考:日本女性医学学会
まとめ:40代からの美肌は体の内側から
40代の肌変化は、美肌ホルモンの変化と深く関わっています。
今日ご紹介した4つの習慣を振り返ってみましょう:
- 習慣1:大豆製品を毎日取り入れる
 - 習慣2:良質な睡眠を確保する
 - 習慣3:ストレス管理で自律神経を整える
 - 習慣4:体を冷やさない温活習慣
 
これらは今日からでも始められることばかりです✨
まずは1つからでも、無理なく続けられるものから始めてみてください。体は必ず応えてくれます。
40代からでも、体の内側からケアすることで肌は変わっていきます。化粧品だけに頼るのではなく、食事、睡眠、ストレスケア、温活…こうした日々の積み重ねが、あなたの美肌を作っていくんです。
そして、一人で続けるのが難しいと感じたら、いつでもharuyuiにご相談くださいね。東洋医学の視点から、あなたの体質に合わせた美容プランを一緒に考えていきましょう!
鏡の中の自分が、少しずつ変わっていくのを実感できるはず。あなたらしい美しさを、一緒に引き出していきましょう💕
専門家と一緒に美容ケアを始めませんか?
美容は継続が大切です。一人で続けるのが難しい場合は、プロのサポートを受けることをお勧めします。はりきゅうサロンharuyuiで、あなたの体質に合わせた美容プランを一緒に考えていきましょう。
								
								
														

